2010/09/30

嵯峨芸大特別講義

9/29は、一迅社のZEROSUM杉野編集長に嵯峨芸大に来てもらって特別講義が行われました。

と思ったら、杉野さんは編集長をお辞めになってただの社長さんになるようだ!


ともあれ、なかなか興味深い業界分析を含んだ、志望者さんへの心得やアドバイス満載のお話でした。

そのあと、見て欲しい作品のある学生さんへ個別アドバイス。

私だってこんな熱心に見てもらったこと無いよ(笑)ってぐらい熱い面談でした。


大変有意義な授業だったと思います。

社長! ありがとうございました!!


私も昔は学校でマンガを教えるなんて、あんまり意味がないのでは?などと思ってましたが、実際やってみると、「教えることのできる部分」は沢山あることがわかりました。

そうでないと、編集さんの存在も意味が無いことになりますからね。


そして、「教えられない部分」は編集だろうが先生だろうが、結局誰にも教えられない。

それぞれの作家の魅力とか個性とか、それゆえ「売れる」みたいな部分は。


また、今の人はあまりアシスタントに行かない人が多く、作家側も弟子のような育て方をしないことが多くなっていると思います。

アシスタントに行って、自分の得意じゃない作画を要求されたり、直しをされたり、急かされたりして、力の幅が広がっていくわけですが、そうしたことが少ない。

その部分を、学校での課題が役割を引き受けることになると思います。


嵯峨芸大、主任の竹中先生のキツめのスケジュールのおかげで、一年あたりの完成作品が多いのがいいですね。

また、デジタル作画に力を入れているのも特徴です。

あんまり声高に宣伝してないですが、20〜30人のクラスで毎年2〜3人デビューしてるのは優秀ですね。


私は来年もおりますので、マンガ系の学校に進もうと思っている受験生の方、お待ちしておりますよ!

2010/09/26

ねこまたぎくらぶ blogにて


先日の動画の件を道原かつみ先生にメールさせていただいたら、ブログで紹介してくださいました。
すごい嬉しい!ありがとうございました!!

さて、本日は嵯峨芸のデジタルの先生とデジアシさんに来てもらって、コミスタの特別講義をしてもらいましたよ。

Ver.4になって驚異的に良いソフトになったとのこと、仕事に使うならタイプはEXイチ押しとのことです。
原稿取り込みで作業する場合、ゴミ取りはフォトショの方がやりやすいようですが、その他は、さすがマンガ専門ソフトといった内容、作業も早くなるとのこと。
作業中のデータもフォトショより軽くなるので、遠方のデジアシさんとデータでやり取りするのに楽ですね!

しかし、途中からデジタルに転向しようという場合、絵を描く人はまずフォトショは持っていることが多いので、その場合はコミスタ買わなくてもフォトショで充分できますよ! ってことですよ。
わざわざマンガ専用ソフトを買って、デジコミに向いてなかった、てのも悲しいですし。

ともあれ、短編一本ぐらいコミスタで、自力で全部やってみないと覚えられないだろうなあ…

2010/09/23

動画を作ってみた

ご無沙汰してます。
サイトをあまりにも更新してなかったので、ソフトの使い方忘れました(笑

ところで、How-toのページで、いずれモノクロ原稿についてもやりたかったのですが、このたび解説動画に挑戦してみました。
もちろん,動画制作については素人ですので、いろいろすみません。


たいていの大学は夏にオープンキャンパスがありますが、嵯峨芸では今年は改装中のためオープンキャンパスがありません。
まあその代わりと言っては何ですが…デジタルに力を入れているのが特徴のひとつらしいですし、一助になればと。
実際には、デジタルの授業はコミックスタジオで行われております(他の先生の担当です)。
私も近々コミスタもマスターし、また解説などできればと思います。

この1ページ漫画は、サイトの方にも上げております。
サイトでも解説した方がいいのかなあ…。