先日、アニメ監督の芦田豊雄さんがお亡くなりになりました。
一視聴者として芦田さんのアニメを楽しんだ世代でもありますが、むかし月刊OUTを購読してまして、そのあと妹が熱心に投稿していたころが芦田コーナーの最盛期、ファンとの交流を大切にされていて、そのおかげで私まで、妹を通じていくらかお話しなどさせていただくことがありました。当時は「エルナサーガ」を連載していた頃です。
直接お会いしたのは一度だけでしたが、本当におやさしい、自称されていたとおりの「気配りおじさん」でした。
「アニメーターはミンキーモモを描いた翌日に北斗の拳を描くんですよ、職人だからね」というようなことをおっしゃっていたのが印象に残っています。アニメーターの誇りを感じるお言葉です。
そして、アニメーターという職種のこと、アニメ業界全体のことを深く考えておられる方でした。
まだお若いのに、大変残念な気持ちでいっぱいです。
心より哀悼の意を表します。
